ムシ歯のでき方4

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■ムシ歯のでき方  [1] [2] [3] [4]

プラーク中に作られた酸を中和し、脱灰されたエナメル質を再石灰化するのは唾液の働きによるものです。唾液は、起きている時には食べ物や咬む刺激により分泌が促され中和に再石灰化にと活発に働いてくれるのですが、睡眠時には分泌が止まってしまいます。
下がったプラークのpHが中性に戻るのには約1時間かかりますので、逆算すると寝る前1時間以内に糖を含んだ飲食物を摂ると、プラークのpHは一晩中低く保たれてしまいます。要するに、寝る前に食べると朝までかかってジックリとタップリと歯は溶かされてしまうのです。
もちろん、『完璧に』プラークを除去する事(=歯磨き)ができれば寝る前に食べてもムシ歯にはなりませんが、『完璧に』プラークを除去する事はかなり困難です。

文京区小石川、茗荷谷の歯医者さん 渡辺歯科医院