ムシ歯のでき方1

ATANABE DENTAL OFFICE

トップムシ歯歯周病外傷義歯レーザーホワイトニングマウスガード


■ムシ歯のでき方 [1] [2] [3] [4]

プラークの中にはたくさんの細菌が生息しています。その中で糖を酸に変える能力を持った細菌を俗に『ムシ歯菌』と呼んでいます。
飲み物や食べ物に含まれる糖分はプラークの中でムシ歯菌により酸に変えられ、結果としてプラークのpHが下がります。

pH5.5以下の環境では歯のエナメル質に含まれるカルシウムなどのミネラルが溶け出してしまいますが(脱灰)、飲食後短時間のうちにプラークのpHは5.5を通り越して下がってしまいます。
しかし飲食後1時間程度で、唾液に含まれる成分によりpHは中性付近まで回復します。それに伴って、唾液中よりミネラルが補給され脱灰されたエナメル質は修復されます(再石灰化)。
プラークに接している歯の表面では、飲食をする度に脱灰と再石灰化が繰り返されていますが、脱灰と再石灰化のバランスがうまく取れている場合にはムシ歯になりません。脱灰の量が再石灰化を上回る状態が続くと、やがてエナメル質が崩れて穴があいてきます。これがムシ歯の始まりです。
では、どのような時に脱灰の量が再石灰化を上回るのでしょうか?

→次へ

文京区小石川、茗荷谷の歯医者さん 渡辺歯科医院